そのときオレはコンビニにいた。

お目当ては、そう、ハイライトだ。

しかもキャンペーン中らしい。

店員には悪いけど、一つ一つ買わしてもらうぜ。

そんな迷惑行為をしていると、この平和なコンビニには似つかわしくない外国人風な二人組がやってきた。

一人は背の小さめな男。

一人は大柄で太めな男。

どちらも筋肉質で、一目で異形とわかる。

例えるなら、ヤムーとスポポビッチだな。

二人組を眺めていると、どうやらコイツらは相当な悪らしい。

この世のあらんかぎりの悪さをしてやがる。

偽札を使う特有の動きも見受けられる。

ほらまた、アイスのケースを開けっ放しにしてる。

おいおい、ロックアイスは勝手に開けちゃいけないぜ。

見かねた小市民が注意をしたようだ。

太めの男、便宜上スポポビッチと呼ぶが、スポポビッチが怒りはじめた。

勇気ある小市民、その行いは高くつくぜ。

でも、それこそがまさに勇気だ。

オレはスポポビッチを後ろから蹴って、何食わぬ顔でいた。

広いコンビニだ、ばれないだろうと。

しかし、すぐにオレが蹴ったとわかったらしい。

スポポビッチは殴りかかってきた。

丸太のような腕から放たれたパンチをいとも容易く捕らえる、オレ。

『これがジャパニーズ、シェイクハンドだ』

礼儀知らずの外国人には教えてやろう。

表情を見ると、まだ怒り狂っている。

仕方ない。

掴んだ手首を文字通り捻りあげる。

ゴキッ。

「オウ、クレイジー」

店内に響き渡る音と悲鳴。

これにこりて、もう少し大人しくするもんだぜ。

この国にはオレがいる。

たいそう久しぶりに我が母校へ顔を出してきました。

まぁ、滞在時間的には刹那だったわけではありますが。

仕事でもちょくちょく来てはいるのですが、奥の方まで行ったのはいつ以来ですかね。

随分と昔のように思われます。

キャンパス内にも、見知らぬ建物が増えました。

金持ちですな。

エアコンすらついていなかったあの頃が懐かしくなります。

今でも若人は言っているのでしょうか。

ガルシーでシーメーを、と。

さきほど年始の挨拶も兼ねて、電話をしてみました。

相変わらず、元気なお話好きのおっさんでした。

毎度毎度、我が家族と電話をすると長引いてしまいます。

ホンマ、話好きの両親やで。

聞けば、63歳になったそうです。

おめっとさんです。

子の例に漏れず、お腹が出っ張ってきたそうで、薬を飲むか飲まないかの瀬戸際だと言ってました。

私が太っていくのは、どうやら遺伝のようです。

遺伝と打とうとしたら、おでんと打ってました。

とうとう食欲が支配し始めたようです。

18時から飲み始め、26時くらいまでダラダラとしておりました。

いやー、楽しかった。

笑いの絶えない時間というのはいいものです。

今後も定期的に開催できるよう、部屋を清潔に保ちたいと思います。

そして、誰が泊まってもいいように、布団を調達せねば。

我が家には敷き布団が足りず、家長である私はリビング的な場所で寝ました。

そしたら、まぁ、案の定腰も痛いし、肩も痛い。

大学生のような寝方はダメですね。

あのころの懐かしさを噛み締めつつ、突き出たお腹をさすっております。

今年は、本当に痩せよう。

そして明日から始まる、真の仕事始め。

今年一年も頑張っていきましょう。

ちなみに、飲みすぎた影響で、本日は終日家でゴロゴロしてしまいました。

この辺も年齢を感じてしまいますね。

我が家が侵食されるぅー。