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2025年04月20日  03時47分
雪山ラプソディ・改
CATEGORY : [趣味っぽいこと]
雪山で板に乗ったらどうなるのか。

答えは転ぶ。

当たり前のことでありんす。

初心者にはスパルタとも思える地獄のレッスンの幕開けでした。

ウェアやボドーなどの諸々をレンタルし、昼食もとらずに白銀の世界へ飛び出しました。

まず、ウェアやーボドの付け方がわからない。

鬼教官たちの指導を受け、どうにかこうにか身につけました。

そしたら今度は身動きがとれない。

両足が思うように動かない。

にもかかわらず、リフトへ連れられ山のTEPPENへ。

もうちょっと手取り足取り(鳥取)教えてくれることを期待していた我々素人二人組。

待ち受けるは、止まることのないリフト。

そう、それはまさに人生のよう。

だいたい、リフトから降りること自体難しかったんですよ。

最終的にはスームズに降りる方法を発見したので大丈夫でしたが、最初は力任せでした。

自由の利かないボドーを、有り余る筋肉の力で支配し、どうにかリフトという輪廻から抜け出しました。

頂上で改めて両足にセットし、いざ下山。

転ぶときには尻から転ぶ。

それが唯一にして絶対の教えでした。

万人が想像しているような華麗な滑りとはほど遠い、素人丸出しの滑り方で下り始めました。

仕方ない、初心者なんですから。

私と美女が先頭、夫妻が二番手、最後尾が会社師弟コンビでした。

ですので、正直なところ、他の皆様がどのような珍道中を繰り広げていたのかはよく分かっておりません。

私が知っているのは、絶世の美女についてだけです。

雪山では誰しもが可愛く見えるという格言の通り、颯爽と滑っているその御姿に恋をしそうでした。

ウソです。

何度も転びながら、不格好を絵に描いたようなフォムーで滑り抜け、途中の少し開けた場所に辿り着きました。

何やら人がたくさんおる。

しかも、我々のような業者感あふれるウェアではなく、オサレでスポテーィな色とりどりの人々が。

彼らの行く末には目もくらむような斜面と、オリンピックでよく見掛けるポルー。

『おいおい、そんな地獄への片道切符は使いたくないぜ』

と躊躇する私を横目に、絶世の美女が列の最後尾の男性に声をかける。

さすがナンパ慣れしていらっしゃる。

聞き出した情報によると、もう少し先に進めば我々でも滑れるコスーがあるとかないとか。

ホッと胸を撫で下ろし、最後尾の超人師弟コンビ(ロビンマスクとウーォズマン)を待たずに滑り始めました。

右を見れば崖、左を見ても崖。

進むべきは真っ直ぐのみ。

はてさて、どうなることやら。

明日へ続く。
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2015年03月05日  22時08分
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