季節は変わる、世代は交代する。変わらないもの、それは愛。
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#夜の格闘家 |
CATEGORY : [KFCのこと] |
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いつぞやの休憩中におもむろにYが口を開きました。
Y「そういえば、昨日寝ているときにTから裏拳をもらったんだが」 T「え、まじすか」 私「あー、こっちも裏拳くらったわ。ちょっと距離をとったもん」 T「えぇ、まじすか。ホントすいません」 ちょうどTを挟んで寝ていた私とYに対して、最年長でありリーダー・副リーダーでもある我々に対して、あろうことか最年少であるTが裏拳をぶちかましていたという事実。 これには驚きました。 ふがいない年長者に、不満がたまっていたのでしょうか。 それとも、単に寝相の問題なのか。 全ては薮の中です。 ほかにも、寝るスペースに荷物が置いてあったからどかしたらまた別の人が困った、というエピソードもあったりします。 皆で寝ると何かが起きるものです。 ちなみにこれも八合目の写真だと思います。 朝食もしっかりとり、意気揚々と登り始めたのですが、この八合目から九合目にかけてが鬼のような道のりでした。 私はこの間が一番キツかった気がします。 空気が薄くなる・岩場を上がるのに踏ん張る・看板にだまされる、といった様々な要因も重なり、登山中は話すことも少なくなってきました。 話すと呼吸が乱れるので、極力話したくなくなるんですよね。 その分、休憩中には皆の様子をみながら、なるべく話しかけるようにしました。 また、疲れたときには甘いものもいいので、ここぞとばかりにアメおじさんがアメを配っていました。 ありがとう、アメおじさん。 辛い思い出しかない八〜九合目ですが、やはり景色は素晴らしかったです。 昨日よりも空気がピンと張りつめた感じがして、余計に青い空と白い雲のコントラストが素晴らしかったです。 今、青い空と変換したら一発目は蒼井そらと変換されました。 この変態Macが。 変態といえば、この富士登山中にも色々な人を見かけました。 クロックスで登っていく、富士山をなめているとしか思えない外国人。 アンデスの妖精、五合目の馬、麦わらのガイド・・・。 半そで半ズボンで駆け上っていく地元の子供たち。 そして、それを見て可愛いという六合目のロリコン、八合目の変態、てっぺんの下ネタ。 今流行の山ガールもたくさんいました。 一生懸命自分のペースで登っている人は、なんだか可愛く見えてしまいますね。 スキー場のゲレンデで可愛く見えるのと同じ原理だと思います。 見られる方としては、疲労困憊でノーメイクの顔は見られたくないと思いますけど。 まぁ、それは男性陣も一緒ですね。 十分な水がありませんから、満足に顔も洗うことができませんし、ひげも伸びっぱなしです。 ワイルドな男たちです。 そんな男たちも疲れたときには横になります。 写真に写っている人は、KFCとは関係のない人です。 かろうじて顔が隠されているので載せてしまいました。 この写真の奥に鳥居が見えるかと思いますが、確かこれが九合目の目印だったと思います。 ここまで来たら、残りは後少し。 感動のフィナーレはもうすぐです。 ・・・オーザックはどうなったのかって? 九合目について、しばらくしたら「パンッ」という音とともに破裂してしまいました。 オーザックは死んだよ。 オーザックは殺されたよ。 オーザックはわらつたよ。 やまなのにやまなしとはこれいかに。 PR |
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#はやく起きた朝は |
CATEGORY : [KFCのこと] |
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ご来光を眺めた後、頂上へ向けて出発しました。
日が昇ったとはいえ、そこは標高2,700m越えてますからね。 しっかりと寒さ対策の防寒着を着込み登り始めました。 なぜか防寒着をリュックから引っ張りだしたにもかかわらず、私のリュックは相変わらず荷物で一杯感があります。 荷物で言えば、Yのリュックもほかの人に比べると大きいものでした。 それに対して、TやKのリュックはコンパクトにまとまっていました。 この違いは一体。 山登り一家に育ったというKには、一子相伝の収納術があるのでしょうか。 今度登るときは、ぜひ教えてほしいものです。 七合目から八合目は、かなり快調に登ることができました。 というのも、登っている人が少なかったんですよ。 たいていの人はご来光を頂上で見ようとするため、夜中のうちに頂上を目指して進んでいくんですね。 朝の時間に七合目付近にいるっていうのが少なかったりするんですよ。 ですので、前日の山小屋渋滞みたいな列もなく、自分たちのペースで登ることができました。 それにたくさん寝た後ですから、まだまだ元気一杯な状態ですよ。 もう、それこそ歌いながら登っちゃうくらいです。 だっけっど気にーなるー、昨日よりもーずっとー。 途切れたー夢、2人の続きが知りたいっ。 ママレードボーイより「笑顔に会いたい」をお送りしました。 私がここで歌ったことで、息が切れたのは言うことありません。 まさか、高所での歌がこんなにもキツいとは思いもしませんでした。 また一つ賢くなりました。 そうこうしているうちに八合目到着。 山小屋を出発してからだいたい一時間くらいでした。 ここで念願の朝食時間、ふわふわ時間。 朝食は山小屋からおにぎり弁当を頂いていたので、少し広いところで食べました。 牛肉のしぐれがおかずについており、こちらも美味しかったです。 皆お腹が空いていたようで、ささっと食べ切ってしまいました。 気になる八合目のオーザックはこちら。 だいぶヤバい感じですが、まだ頑張ってます。 しかし、これが私が最後に見た彼の姿でした。 悲しい別れは突然訪れます。 涙なしでは語れないエピソードを、当時の写真とともに振り返る。 今年一番の感動傑作。 おすぎも泣いた、ピーコも泣いた。 coming soon... |
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#朝日を見に行こうよ |
CATEGORY : [KFCのこと] |
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写真はあきらめた。
ハッキリ言ってこの感動を伝えられそうにない。 それくらいにご来光は素晴らしいものでした。 ご来光?それって?というように思う方もいるかもしれません。 辞書的な意味で言えば、頂上で見る日の出のことをご来光というのですが、今回は大目に見て下さい。 この時期の日の出は5時頃。 前日、ご来光は山小屋から見るという旨を伝え、店員さんに目覚ましをお願いしました。 そして迎えた午前5時。 店員さんに声をかけられ、続々とご来光の準備をする面々(想像)。 カメラを携え、今や遅しとその瞬間を待ちわびる面々(想像)。 なぜ想像でしか語れないかというと、私が一番遅くまで寝ていたのですよ。 隣で寝ていたTに起こしてもらいましたが、すでに皆準備をして、外に出ていました。 そこから、防寒着を用意し私もダッシュで飛び出ました。 その間 実に2秒!!! 天気はこれでもかという快晴で、絶好のご来光日和でした。 山小屋の前には多くの登山客が足を止めてご来光を待っていました。 目の前に広がる雲海。 あ、雲海って言うのは読んで字のごとく雲の海のことを指します。 写真を見て頂いたら分かるかと思います。 毎度、不鮮明な写真で申し訳ないですが。 これは八か九合目からの景色だと思います。 ご来光も素晴らしかったですが、登りながら見る景色の数々も本当に素晴らしかったです。 話がそれてしまいました。 日の出の予想時刻になり、徐々にオレンジ色に染まっていく雲。 雲の向こう側から顔をのぞかせる太陽。 そこからは一気に太陽が昇り、あたりを日の光が照らしました。 どこからともなく万歳の声が聞こえ、ご来光は無事終了。 記念撮影もしましたが、当然のことながら逆光になってしまい、なかなか上手く撮れませんでした。 そのかわり、日の光を浴びている横顔はなんだかいつもよりも3倍増しくらいでかっこ良く写りました。 いい記念です。 それにしても、今回ばかりは自分の文才のなさが悔やまれますね。 ご来光の感動をあまり伝えられなかった気がします。 この感動はぜひ自分の目で確かめて下さい。 意外と頂上まで行かなくても見えるもんですからね。 頑張って下さい。 そして、出発の準備を整えて頂上へ。 KFC、二日目にして最終日、始まりです。 |
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#ハンバーグ、ビール・・・生きてるって素晴らしい |
CATEGORY : [KFCのこと] |
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山小屋が見え始めてきても、我々が泊まる山小屋は七合目を少し登ったところにあったため、ズンズンと登っていきました。
七合目付近は岩がむき出しになっている箇所が多く、棒を上手く使わないとかなり難しいポイントでした。 この岩っていうのが曲者なんですよね。 普通の坂道なら少ししんどいけど自分のペースを崩さずに、それでいて大して踏ん張らなくても登れるじゃないですか。 ですが、岩だと段になっているので、登るときに「よいしょ」と力を入れないといけないんですよ。 そうすると、ペースは乱れるし、息も乱れるし、髪も乱れるしで大変なんですよ。 気分は与謝野晶子です、文学的な意味で。 加えて、登山客のほとんどがこの時間(6時くらい)は山小屋を利用しますから、山小屋の前にズラーッと並ばれちゃうんです。 これが俗にいう山小屋渋滞です。 幸いにもツアーじゃなかったので、渋滞でとまっているツアー客の列をかき分けて進んでいきましたけどね。 五合目を出発して、約3時間半。 ペースとしては順調すぎるくらい順調に宿泊先の鎌岩館様に着きました。 宿泊手続きをしてから寝床に案内されましたが、まぁ、ぎゅうぎゅう詰めでした。 それこそ、一人分のスペースが一畳分ないんじゃないかというくらいです。 この狭さも富士登山の醍醐味ですよね。 で、食事はこちら。 ハンバーグ、キター。 私の友人が別のところに泊まったときはカレーだったらしいので、山小屋によってメニューが違うのかもしれませんね。 写真には写ってませんが、あったかいお味噌汁もついてました。 めちゃくちゃ熱かったです。 奇跡の猫舌の持ち主である私は、半ば持ちネタと化した「あっつっ」と言いながら飲みました。 しかし、美味しかったです。 ハンバーグもきっとレトルトを温めたようなものでしょうが、それでも美味しかったです。 食べ終わったの7時くらいでしょうか。 まだ寝るのは早いということで、男連中は外のベンチに腰掛けてゆっくりしていまいた。 ちなみに、女性陣は少し早いおやすみ時間です。 まさにふわふわ時間です。 キミを見てるといつもハートDOKI☆DOKIです。 最近は和ちゃんが可愛いです。 外で景色を眺めていたらHが「ビール飲みましょう」とか言い出しました。 おい、高所での酒は危険だろ、酔いやすいんだぜ、と返答したものの、次の瞬間には私の手にしっかりと缶ビールが握られていました。 かんぱーい。 ウマい、気がした。 乾杯の写真を撮ったらYはさっさと寝床についてしまいました。 残った私とHとTで、Hの女性関係およびHとTの上下関係について熱く議論しました。 早くも酔っぱらったHの口から、最近仲のいい女性がいるという話を聞きました。 ひゅーひゅー、やるー。 「でも別にいいんすけどね」なんて生意気なことを言ってましたが、彼の今後はおおいに注目ですね。 そして繰り広げられる先輩批判。 二人のやり取りを聞いていると、どっちが先輩なのかわからなくなりますね。 いや、いい関係だと思いますよ。 ほら、あのー、えーっと、気を遣わなくていい関係っていうの、うん、そう。 見下されないよう先輩っぽく頑張って下さい。 こんなHですが、いいところもたくさんありますよ。 例えば、おっと文字数制限が・・・。 いいところは、まとめの中でいつか書きますよ。 そんな怒らないで下さいな。 空を見上げると、月が浮かんでました。 星はあまり見えなかったかな。 視力が悪いと星が見えなくなるのが残念です。 |
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#高山病の恐怖 |
CATEGORY : [KFCのこと] |
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これが六合目のオーザックです。 五合目と違いがわからないですが、触ってみるとだいぶ膨れています。 しかし、まだまだ割れません。 日本の技術力の高さを知らしめています。 さて、高山病については以前このブログでも少し書いたかと思いますので、知っている人もいるかと思います。 富士山を登るうえで、一番避けたいものですよね。 ですが、KFCメンバーでも残念ながら高山病にかかった人がいました。 原因は、おそらく人より高いところに頭があったからだと思います。 しかも彼の場合は症状が特殊で、幻覚が見えたりするみたいでした。 それはそれは恐ろしい病です。 「あ、なんか見えましたよ」 「何が」 「いや、なんか」 「だから何なんだよ」 「駐車場と車」 「あるわけねーだろ」 「信じて下さいよ」 「辛いなら辛いと言えよ」 「高山病は大変だからな」 「まさか、幻覚も高山病の症状の一種だったとは・・・」 「ちがーう」 「H、うるさい」 結局、少し歩いたら駐車場が見えたため幻覚ではなく一安心でした。 この瞬間、「なんか見えた」「高山病か・・・」のくだりが完成しました。 以降何度となく繰り返されることとなります。 高所でもしっかりとツッコミを入れるKの健気さには頭が下がる思いです。 六合目まではピクニック気分でしたが、ここから先はようやく富士登山といった雰囲気でした。 土の上を歩くというよりは、岩を踏みしめて歩いていくといった感じです。 両手を使うまでには至りませんが、高所ということもあり、だいぶ厳しかったです。 隊列も私、S、K、T、H、Yという一列縦隊編成となりました。 少し登っては休憩をとるように心がけましたが、この辺りはついつい自分のペースで登りがちでした。 すると後ろから「やばいっす」という声が聞こえ、「いかんいかん」と思い休憩をとるようにしました。 まだまだ、ダメリーダーです。 そして、しんどい時にはしっかりと言ってくれるメンバーで非常に助かりました。 やっぱり遠慮して無理をしていては、どこかでガタがきてしまいますからね。 そういった意味で、今回のKFCメンバーは自己主張のできる、NOと言える日本人が揃っていました。 そうこうしているうちに、山小屋がチラホラと見えてきました。 一日目の目的地、鎌岩館様までもう少しです。 こっからがけっこうキツかった気がします。 |
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